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ネットを越えてつながる、バレーの輪!!

柊クラブ/光陽

バレーばっかnahomaxがゆく!

監督に聞きました!

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『光陽』監督 川添猛史さん
Q.どんなチーム?
とにかくバレーのことをいつも考えている「バレー好き」の集団です。試合の後の反省会ももちろん、プライベートで飲みに行くときは、必ず試合のDVDを持って行きます。店のチョイスはDVDが見られる店。みんなが集まるときは必ずバレーの話ですね。遠征先の自由行動でも、みんなそろって行動するほど仲が良いです。

Q.勝つ秘訣はなんですか?
決して身長が高いチームではなく、『光陽』で全国大会などに行くと、女子チームより低いこともあります。9人制ですとブロックは必ずつきますし高さでは負けてしまうので、スピードで勝負してます。よく「あんなとこにトスをあげて、たまたまアタッカーがいるのがすごい!」と言われますが、たまたまではなく、すべて練習しているからです。
そして、必ず名前を呼んでプレーをすることが基本。些細なことかもしれないですが、それもチームワークをつくる上で、大事なコミュニケーションなんです。

チームの代表たちを紹介します!

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『光陽』チームキャプテン
木村哲弥さん(24)
チームの中でもムードメーカー的存在と自負している、キムテツこと木村哲弥さん。
しゃべり出したら止まらないチームメイトへの叱咤激励と、絶妙なタイミングのダジャレサービスで、選手たちの向上心を掻き立てていました。
「今年の目標は『謙虚・精度・基礎・基本』の柱でチームをつくっていきます。まずは『謙虚』から!」と話し、頑張りますと気合いを見せてくれました。

しかし取材の次の日は教員採用試験を控えており、練習を途中で切り上げたキムテツ。試験前日に練習に来てしまうバレーへの情熱には、nahomaxも脱帽でした。


コメントいただきました!

『光陽』ゲームキャプテン
河上紘一郎さん(22)


高校つながりでつくっているチームで、プライベートでも仲が良いのが、チームワークが良い理由だと思います。8月にはクラブカップの全国大会がありますが、去年は準決勝で負けてしまったので、今年は決勝まで行くことが目標です。

(nahomax)ゆで卵のようなつるんとした肌と細い体のどこに、あの強烈なスパイクを打つをパワーがあるのか不思議な河上くん。今後の活躍も期待大の選手です!



『柊クラブ』キャプテン
原口悟さん(22)


『柊クラブ』は、チームが目立つため、自分たちが楽しむためにやっています。バレーは生活の一部だし、1週間の活力。みんなこの日のために仕事を調整しています。今の目標は、天皇杯の九州ブロックで思いっきり目立ってくることです!

(nahomax)いつも笑顔を絶やさない爽やかボーイでした。この笑顔はチームの癒し系なのかもしれません。男子チームにも花ってあるんですね!

宮崎のバレー界を担う若者たちへ、メッセージ

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『柊クラブ』監督兼選手 米田貴博さん
高校や大学を卒業して宮崎県でバレーをしようと思ったら、チーム数が多い9人制が主体となってしまいます。
しかし今年から国体は6人制だけになったことを受けて、これからの宮崎県も、少しずつ成年6人制を普及させて行かなければならないと思います。
学生時代に教わったことを、今度は社会人で活かして欲しい。「バレーボール」というものを自分で考えて、つくり上げて欲しいと思います。
そのために、『柊クラブ』でも、実業団の『Teamみやざき』でも、自分たちで新しいチームを立ち上げてもいいので、どんどんチャレンジして欲しいと思っています。
今回、私たちが優勝した「天皇杯・皇后杯」は、そのためにある大会だと思います。

バレー教室も行っています!!

「選手が出向いて練習のお手伝いもできますが、練習にも気軽に参加もしてくださいね!」

取材の日には、一般の男性と中高生の女の子4人が、選手たちと一緒に練習をしていました。女の子が入っているからと言って、練習メニューが変わるわけではありません。「誰が入っても、教えることは同じ」と川添監督。教えることによって、選手たちの知識や技術の向上にもなるし、ひとりでも多くのバレーボーラーが楽しいと思ってくれればいい、とのことでした。
小学生から一般まで誰が来ても受け入れ、どんなチームの依頼でもOKなのだそうです。

高校生の女の子に練習について聞いてみると「今まで厳しいだけの練習しか知らなかったので、きついけど楽しい練習ができて嬉しい」とニコニコ。私も取材中に「練習していきませんか」と声をかけていただきました。取材じゃなければ喜んで参加したかったのですが、見るだけでも楽しい練習でした。いつかぜひ参加させていただこうと思います♪

■練習のお問い合わせ等はコチラから↓
『宮崎光陽クラブ』ホームページ http://www.geocities.jp/miyazakikouyou/
・練習日/毎週土曜日 17:00〜21:00
・場  所/倉岡小学校体育館
バレー後記

取材の日、倉岡小の体育館に、なんと!都城工業高校の鍋倉先生がいらっしゃいました。『光陽』『柊クラブ』の若手のほとんどは、鍋倉先生が宮崎工業高校にいらっしゃったころの教え子なのです。
「天皇杯・皇后杯」の決勝は鍋倉先生の教え子同士が対決、接戦の末『柊クラブ』が勝利しました。鍋倉先生は、「この子たちは強い」と言われていました。

恩師も唸る、その強さの理由。
取材して感じたことは、どれだけバレーが好きで、どれだけバレーのことを考えているか。雑念のないバレー、単純にそれだけのことかもしれないんじゃないかと感じました。

若さもあり技術もある彼らのプレーは、見る人を魅了する“ショー”に近いと思います。
私にとっても「見(魅)せる」バレーは永遠のテーマ。私自身はもちろん、見る人も楽しめるバレーをしたい!と、彼らを見て改めて実感しました。