高病原性鳥インフルエンザ(H5亜型)発生農場の防疫措置完了について
宮崎市高岡町の養鶏場における高病原性鳥インフルエンザについては、防疫措置を完了しました。
今後とも感染防止のための消毒作業等につとめ、一日も早い移動制限区域の解除に努めてまいります。
皆様のご理解をお願いいたします。
なお、わが国ではこれまで家きん肉、家きん卵を食べることにより、人に感染した例は報告されておりません。
今後のスケジュール予定
12月29日→防疫措置完了
12月31日〜1月11日→清浄性確認検査等
1月13日→搬出制限区域解除(10km)
1月20日→移動制限区域解除(すべての制限区域が解除)
宮崎市家畜伝染病防疫対策本部
TEL.0985-42-8934
◆市民のみなさんへ◆
1)鳥インフルエンザウイルスの人への感染について
鳥インフルエンザは、この病気にかかった鶏と接触して、羽や粉末状になったフンを吸い込んだり、その鶏のフンや内蔵に触れた手を介して鼻からウイルスが入るなど、人の体内に大量のウイルスが入ってしまった場合に、ごくまれにかかることがあると知られています。
ただし、通常の生活で病気の鳥と濃厚接触したり、フンを大量に吸い込むようなことは無いことから、発熱等のインフルエンザが疑われる症状がでた場合には鳥インフルエンザではなく季節性インフルエンザだと考えられますので、かかりつけの医療機関を受診してください。
【お問合せ先】宮崎市保健所 保険予防課:0985-29-5281
2)鶏肉・鶏卵の安全性について
国内において、鶏肉は「食鳥検査法」、また、鶏肉については「食品衛生法」に基づき、衛生面での厳格な品質管理によって、商品提供がなされていますので安心です。
万が一、食品に鳥インフルエンザウイルスが付着したとしても、適切な加熱調理を行えば、鶏肉や鶏卵をたべることによってヒトが感染することは考えられません。
※適切な加熱調理とは、WHOが示す食中毒防止のための加熱条件:中心部70℃(瞬間)
【お問合せ先】宮崎市保健所 保健衛生課:0985-29-5283
3)飼っている鳥の死亡又は死んでいる野鳥を見つけた場合について
鳥が次々に死んでしまうことがない限り、鳥インフルエンザを直ちに疑う必要はありません。ただし、カラス、カモ、サギなど鳥インフルエンザへの感染リスクの高い鳥が死んでいる場合や、感染リスクの低いスズメ、ヒヨドリ、ハトなどが同じ場所で複数死亡している場合は下記へご連絡ください。
なお、スズメやヒヨドリ、ハトなどが1羽だけ死亡しているような場合は、素手で触らずにビニール袋に入れ、きちんと封をして、宮崎市の「燃やせるゴミ袋」に入れ処分することも可能です。
【お問合せ先】
宮崎市農政部 農林水産課:0985-21-1781
佐土原総合支所 産業振興課:0985-73-1114
田野総合支所 産業振興課:0985-86-1114
高岡総合支所 農業振興課:0985-82-1114
清武総合支所 農林振興課:0985-85-1105