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ネットを越えてつながる、バレーの輪!!

宮崎北高等学校 女子バレー部

二代目バレーばっかhummerがゆく!

いよいよ、チームの紹介!!

これまでは、先生の思いや練習(あまり紹介できませんでしたが……)についてご紹介しましたが、ここからは、どんな選手がいるのかを紹介していきたいと思います!
まずは簡単にチーム紹介です。
部員数は3年生をあわせて25人。マネージャーは先生の意向で、絶対にいれていないとか。3年生はセッターを中心にチームを構成していたそうですが、主要メンバーである2年生は、どんな場面にも臨機応変に多応できるほど個々のレベルが高いため、選手を信用してかっちりとした型を決めてはいないそう。もちろん、バレースタイルは選手によって違いますが、これだけはどちらの学年にも絶対に守らせている! ということもあります。それが、
レシーバーが上げたボールを、アタッカーが責任を持って打つという、ひとつのボールに込められた思いを大切にすること。
チームの組織図が、レシーブを土台に、トス、スパイクの3つで、綺麗なピラミッドを描くことが一番いいチームなのだとか。同校はそこを目標に、チームを形成しているとのことです。

選手紹介スタート!!

さて、ここからは、選手個人をご紹介します!
まずは、写真左の横山かなめさんから。
普通科2年生の彼女は、その名前に恥じぬ、このチームの“要”的存在! チームをまとめるという、大事な役割を担うキャプテンです。そんな彼女に、今度、開催される全日本高等学校選手権大会 宮崎県大会への意気込みを聞いてみました!
「一戦、一戦を大事に勝ち抜いて、絶対に優勝します!!」。
ありがとうございます。ちなみに松元先生のことをどう思いますか?
「部活に対しても、学校での生活態度に対してもとても厳しいですが、私たちを思って指導してくださる、すごく優しい先生だと思います」。
選手と先生が本当に信頼し合っている、いいチームなんですね。ありがとうございました。

おつぎは、写真右の池田加奈子さん。
こちらも普通科2年生。センターをつとめる彼女は、国体候補に上がる有力選手です。キャプテン同様、県予選への意気込みをお願いします!
「上がったトスは、絶対に決める気持ちで打ちます!」。
気合いの入ったコメントですね。では、一番きつい練習はなんですか?
「……(考え中)筋トレ?」。
あぁ。確かに、あれはきついですよね。見てて絶対にやりたくないと思いました。内容は言えないけど……。
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こちらのふたりは、普通科1年生の引木優香さんと上大田菜々さん。
2年生と一緒に試合に出る、1年生コンビです。松元先生いわく「このふたりがコートの中で萎縮せずに、自分たちのプレーができるかどうかがカギ」とのこと。
そんなふたりの意気込みは?
引木さん「自分のプレーを精一杯します。先輩達のためにしっかりとプレーし、勝ち進みたいです」。
上大田さん「準決勝で勝って、そのままの勢いで優勝します!!」。
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そして、この子! 「この子がいるから、ベスト4に入ることができる」と、松元先生も一目置くキーパーソンの河野夕美さんです。
実は彼女、レギュラーではないとのこと。では、なぜキーマンなのか……。その理由が、彼女は自ら率先して審判をしたり、準備をするなど、同校を裏で支える陰の立役者だから。彼女がレギュラー選手などを裏でサポートしているからこそ、選手全員が練習や試合で力が発揮できているのです。
そんな彼女にも、試合での目標を聞いてみました。
「表で活躍できないので裏で選手を支えたい」。
ありがとうございます。縁の下の力持ちは大変でしょうが、がんばってください! でも、“絶対にコートに立つ”ぐらいの、ハングリー精神も忘れないでね!!

監督、コーチ陣を紹介!!

まずは左の写真に写っている、いかつい感じの二人から紹介します。
部顧問の松元先生(写真手前)と、副顧問の織田先生(写真奥)です。
松元先生は今年で部顧問になって10年目。口は超・超・超悪いし、練習も超・超・超厳しいです(同校バレー部出身の、私の友人いわく「まじ、鬼やかいねー」)が、熱心に指導する生徒思いの先生です。今年のチームについて聞いてみたところ、「いままで10年間見てきた中で、一番優秀な選手がそろっている」とのこと。今年はもしかしたら、全国大会も夢じゃないかも!?
副顧問の織田先生は、ザ・熱血!! この日も、親御さんの目の前で、部員たちを指導する姿が見られました。そんな織田先生には、指導するにあたって最も大変なことをお尋ねしました。「バレーに限ったことではないですが、やはり女子は、体調でどうしてもモチベーションが上がらないときがあるので、そこで、どう生徒たちを持ち上げるか! そこが一番大変ですね」とのこと。

右の写真に写っているふたりは、コーチの桜田さん(写真左)と、自称イケメントレーナーの國部さん(写真右)。
桜田さんは、毎日仕事終わりに同校へ足を運び、熱心に指導されているとか。選手に、大事にさせていることは声を出すこと。練習中もよくそのことで、選手に指導する姿が。
國部さんは、トレーナーでもありますが練習ではボール出しなどもされています。齢23歳と選手とも年齢が近いため、冗談を言い合うこともありますが、練習になれば一変。生徒に対して怒鳴ることもあります。飴と鞭をうまく使いわける指導者です。

選手に向かって厳しい言葉を言うことがありますが、それは、みなさんが本当に選手を思っているからこそ。この4人についていけば、技術面も精神面も必ず鍛えられ、試合はもちろん、社会に出たときも、きっと柔軟に対応できる人になることでしょう。北高バレー部の皆さんの、今後の活躍に期待しています!
バレー後記

今回で「バレーの輪」の取材も最後。とにかく、バレー“ばっか”な松元先生のお話を、一度お聞きしたいと思っていたので、最後の最後で北高へ行けて本当によかったです! ご協力いただいた、選手のみなさん、監督、関係者のみなさん、本当にありがとうございました。

さてさて、私ハマーがゆく「バレーの輪」楽しんでいただけましたでしょうか。多くの方と出会い、また多くのことが学び、ご協力いただいたチームのみなさんへの感謝の気持ちでいっぱいです。またいつかお会いしましょう! 皆様の健闘をお祈り申し上げます。

オマケ

逆上がりにチャレンジ!!
が、失敗です。
……左に同じ。
最近の子は、特に授業などで鉄棒をすることがないとか。そのため、逆上がりができない子が多いんですって。
私なんか、保育園のときにやらされていたのに……。ジェネレーションギャップが激しすぎるよ(泣)。