今週は、設備･管材部がお送り致します。
脱水症状のニュース等を良く目にする季節になりました。
脱水症状は早めの対処と予防が大切になってきます。スポーツ時の発汗だけではなく、
気温や乾燥など、様々な要因によって、季節に関係なく起こりうる症状と言われています。
体に含まれる水を｢体液｣と呼び、体の60%を占める水分とミネラル(電解質)、タンパク質
などで構成され、生命維持に関わる様々な役割を果たしています。
脱水の種類は2種類に分かれている事は御存じでしょうか?

【低張性脱水】
水分と一緒に血液中のナトリウムが不足してしまう状態の事で、だるさや吐き気、けいれんなどの症状が現れます。長時間のスポーツなど、発汗を伴う際に発症しやすいです。

【高張性脱水】体内の水分だけが不足する状態の事で、発熱や激しい口渇状態、意識の混濁なども起こす事があります。自分で水分補給が出来ない乳幼児、高齢者に発症しやすい症状です。

上記の2種類に分かれます。

脱水症状にならない対策として、喉の渇きを感じる前に水分を摂ることが重要です。
いつもよりコップ2杯分の水を多く摂るように心がけるとともに、水分が不足しやすい寝る前、入浴の前後、飲酒の後、には水分補給を意識しましょう。

今年の夏も脱水症状に気を付け、暑い夏を乗り切りましょう。