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ネットを越えてつながる、バレーの輪!!

宮崎工業高等学校

バレーばっかnahomaxがゆく!

nahomax × 宮崎工業高等学校

10月29・30日、11月3日の3日間かけて行われた「第64回全日本バレーボール高等学校選手権大会」の宮崎県大会。男子は、準決勝で第1シードの日向学院と第2シードの都城工業が敗れ、それぞれに勝った宮崎工業と小林西が、11月3日の決勝戦に進出。溢れんばかりの熱気と声援に包まれた宮崎県体育館では、男子は小林西をストレートで制した宮崎工業が優勝しました!
今回のネットを越えてつながる、バレーの輪!!は、5年ぶり15回目の全国大会出場となる『宮崎工業高等学校』。宮崎県の頂点に立った彼らはどんなチームなのか、取材をしてきました!
“バレー中は”とても硬派な、宮崎工業高等学校バレー部のみなさん
“バレー中は”とても硬派な、宮崎工業高等学校バレー部のみなさん

第64回全日本バレーボール高等学校選手権大会(通称:春高)の決勝戦

11月3日13時45分より、宮崎県体育館で行われた男子決勝戦。

準決勝で都城工業を1セット目25-23・2セット目25-23のストレートで下した宮崎工業は、日向学院を3セットの接戦で勝ち上がった小林西と対戦しました。
体育館を埋め尽くす両チーム応援団の熱気と歓声の中、小林西がムードをつくって試合に臨む一方、宮崎工業は比較的落ち着い多雰囲気でスタートしました。
試合は常に、宮崎工業が一歩リードする形。2セット目の途中、小林西がリードする場面もありましたが、ほぼ宮崎工業主導での試合展開でした。
結果は3(25-17、25-21、25-20)0のストレートで宮崎工業が5年ぶり15回目の優勝。
勝因は「“自分たちのバレー”で攻めることができた」と話す主将・鶴田佑輔くん。“自分たちのバレー”とは、サーブで攻めて相手を崩し、コンビバレーでリズムを掴んでいくことだそうです。
大砲型のチームではなく、連携と緻密な戦略で確実に勝利を掴む宮崎工業。どのような練習から、その宮工バレーが生まれるのかリサーチするべく、宮崎工業高校の体育館にお邪魔してきました!

これが “宮工バレー”だ!!

練習前には全員で集合
本日はゲームでした
ゲーム中も本番同様
真剣に喜ぶ選手たち
私がお邪魔した日、ゲーム中心の練習でした。決して広いとは言えない1面のコートに、29名の選手たち。ボールアップから始まりサーブカット練習・スパイク練習など、至って普通の練習。人口密度が高いあまり、集中力を欠けばボールがあちこち飛んでいき、練習よりもボール拾いに苦戦する状況。そんな人とボールが入り乱れる中でも、全員が集中して取り組んでいました。
普段は約3時間の練習のうち、2時間程度は基本練習を行うとのこと。
宮崎工業の現役選手はもちろんですが、現在バレーボールをしているOBの選手も、その基本に忠実なプレースタイルです。プレーを見れば「あ、宮崎工業の選手だ」とわかるくらい、年代問わず基本の形が統一されています。
プレーに、宮崎工業の伝統と歴史が刻まれていると言っても過言ではありません。
宮崎工業の強さの根底にあるのは、その地味で地道な練習なのです。