地元暮らしをちょっぴり楽しくするようなオリジナル情報なら、宮崎の地域情報サイト「まいぷれ」!
文字サイズ文字を小さくする文字を大きくする

宮崎の地域情報サイト「まいぷれ」宮崎

ネットを越えてつながる、バレーの輪!!

佐土原中学校 男子バレー部

二代目バレーばっかhummerがゆく!

ネットを越えてつながる、バレーの輪

hummer × 佐土原中学校 男子バレー部

佐土原中学校 男子バレー部のみなさん
佐土原中学校 男子バレー部のみなさん
もうすぐ部活をしている中学3年生にとって最後の大舞台、夏季中体連が開催されます。
今回はそんな大きな大会を前に、彼らを取材してきました!
打倒・日向学院に燃える『佐土原中学校 男子バレー部』です!
いま現在、宮崎地区の中学男子バレー部の1位に君臨するのは日向学院ですが、
そのチームを脅かす強豪チームがここ佐土原中学校なのです!!
県でもベスト8の実力を持つ同チーム。
その強さのわけに迫ってみると、意外なことがわかりました!!

選手が主導のチームでした!!

なんと同チームでは、キャプテンと副キャプテンが練習メニューを考えているのです!

メニューの内容は、主に試合や練習試合で改善すべきところを重点的に直すもの。それをキャプテンと副キャプテンが話し合い、お昼休みに顧問の吉村先生に提出し、判断していただくとか。

「教わるだけでなく、自分たちで考えることで力がつくんです。選手たちが行き詰まってしまったときも、私ならこうするけどと言うだけで、明確なことは教えません。自分たちで考えることが、上達への鍵だと思っています」
と吉村先生。

そのため、練習試合の際もキャプテンがタイムアウトをとり、選手だけで改善策を考えさせるのだそう。

最も重要なのは基礎トレーニング!!

基礎練習をひたすらがんばってきた彼ら。<br>粘り強いレシーブは、その努力の賜物です!
基礎練習をひたすらがんばってきた彼ら。
粘り強いレシーブは、その努力の賜物です!
それでも、いまのレベルになるまでに大変な苦労があったと思い、選手のみなさんに聞いてみました。

私「一番キツいと思う練習はなんですか?」


全「30分間走です!!!」


なんと、練習前に校舎のまわりを30分間走っているそうです。しかも、前日より長く走ることを目標にしているということなので、3年生は1年生に比べてどれだけ長く走らなくてはいけないことか……。
ただ、そのおかげで体力がつき試合中にバテることもなく、さらにケガもあまりない、丈夫なからだに成長しているようです。
また、1年生のときに基礎を叩き込み、2・3年生で実践練習を主に行っているとか。土・日曜日はほぼ練習試合をし、試合慣れをしているらしく、その回数は昨年の夏から数えて、200戦以上!!
どうりで強いわけですね!!

このチームの武器はコレ!!

彼らの強さの秘密はまだまだあります。
男子では珍しいのですが、まずサーブで敵を崩すのです。
男子バレー選手にとっての武器と言えば鋭いスパイクですが、平均的に見て小柄な選手が多い同チームの武器はサーブにあります。男子特有のボールに回転をかけたサーブから、女子に多いボールの軌道が変化する無回転のものなどを打ち分け、相手を崩して点につなげるそうです(男子にとって、女子の変化するサーブほど取り辛いものはないらしい)。そのため、毎日のサーブ練習にも力を入れており、1分間の間にひとりで6本連続で入れるなどの練習を取り入れているとか。「大事な場面でのサーブミスほど大きい痛手はない!」と吉村先生も熱く語ってくれました。

また、スパイクではクイックなどの速攻や時間差攻撃を打ち、相手との身長差をカバー。全員が打てるというのも最大の武器なのだとか。