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審判員

バレーばっかnahomaxがゆく!

nahomax × 審判員

試合をするときに必ずお世話になる方……そう、審判員!!
この方たちがいなければ試合が始まらず、進行もできません。
2月10日(金)から3日間、宮崎市総合体育館を中心に行われた「第22回全九州選抜高等学校バレーボール大会」では、九州…いや、全国でもトップレベルの高校バレーを審判するため、九州各県からA級審判員の方たちが大集合!
大会中のお忙しいところ、縁の下の力持ち「審判員」の方々に、根掘り葉掘りお伺いをしてきました!

全41名の審判員で78試合を進行!

宮崎県審判委員会<br>特別委員・久長一善先生
宮崎県審判委員会
特別委員・久長一善先生
「第22回全九州選抜高等学校バレーボール大会(以下、九州大会)」は、九州各県よりA級審判員が2名ずつ+宮崎県の審判員のみなさんで、試合を進行していただきました!
試合数は、男女あわせて78試合。
大会前は全員が会議室に集まり、約30分に及ぶミーティングを実施。宮崎県審判委員会の特別委員・久長一善先生が「九州の高校生はレベルが高いので、盛り上げてがんばってください」と激励されました。
その後は審判全員の自己紹介と、細かな事項の確認を行い、スムースに試合が進むように打ち合わせが行われました。
審判ミーティング
一度に九州の味が楽しめるスペース
(各県からの差し入れ)

審判員の階級

ところで審判員には、階級があることをご存じですか?
JVA(日本バレーボール協会)のA級・A級候補・B級・C級と、MVA(宮崎県バレーボール協会)の公認審判員があります。階級ごとのワッペンがあり、審判中はワッペンを胸につけなければなりません。階級によって任期も異なり、更新も必要です。
さらに国際バレーボール連盟(FIVB)公認の国際審判員・国際審判員候補があり、宮崎県内には3名の国際審判員がいます。
国際審判員OBの久長一善先生(上の写真)、現役国際審判員の中馬義郎さんと山本晋五さんです。


Vリーグでは…
通常の審判ワッペンは使用しません。Vリーグ専用のワッペンがあります。このワッペンはスコアラーも主審も副審もつけていますが、ワッペン中央の星の数が違います。主審・副審は星3つ、スコアラーとアシスタントスコアラーが星2つ、ラインジャッジが星1つです。
(下の2名のワッペンはVリーグ時のもの)

宮崎県の現役国際審判員

中馬義郎さん
山本晋五さん

審判員になるには…

ルールブックを熟読し、とにかく経験を積むこと!だそうです。
宮崎県バレーボール協会に問い合わせをし、資格取得講習会などを受講。練習試合などの審判を積極的に行いながら、たくさんミスをして反省して、一人前の審判員になっていきます。

加治健男さんにお話を伺いました!

日本バレーボール協会 審判指導部委員<br>全日本大学バレーボール連盟 審判長<br>加治健男さん
日本バレーボール協会 審判指導部委員
全日本大学バレーボール連盟 審判長
加治健男さん
九州大会の審判委員長として来られていた、
・日本バレーボール協会 審判指導部委員
・全日本大学バレーボール連盟 審判長

の、加治健男さんにお話をうかがってしまいました!!

宮崎県の審判員の印象は?
宮崎県は、宮崎県審判委員会の特別委員・久長一善先生、中馬義郎委員長、山本晋五副委員長を中心に、人間味のある人が多いですね。審判をやりたいという人、上達したいという人が非常に多く、とても活気があると思います。

加治さんが審判員になったきっかけは?
チームを持ったとき、ルールを知らなければ指導できないなと思ったのが最初です。ローカル大会は負けたチームが審判をしますが、そういった審判をしているうちに、審判が本職になっていった…という感じです(笑)。

思い出に残っている審判の経験はありますか?
B級になってすぐ、インターハイ県予選の決勝戦の副審をしたときのことです。本部席には偉い方がズラッと並び、観客も超満員。そんな中、ジャッジをしようとホイッスルを吹くけど音が鳴らない……。偉い方たちが後ろでクスクス。おかしいなあと思っていたら、ホイッスルをくわえずに吹いていました。