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ネットを越えてつながる、バレーの輪!!

田野中学校(男子)

バレーばっかnahomaxがゆく!

nahomax × 田野中学校(男子)

2011年3月、「第28回九州中学校バレーボール選抜優勝大会」で九州NO.1に輝いた田野中学校男子バレー部。活躍をした3年生の選手たちは進学のため、すでに引退をしています。そのあとに残ったのは、たった1名の部員。 
ネットを越えてつながる、バレーの輪!!は、1名になっても、今までと変わらず練習に励む“ケントくん”を取材してきました。勝敗というチームの強さではなく、小さな体に秘めた人間の強さを感じてきましたよ!
田野中男子バレー部現役のケントくん(中心)と、それを支える3年生

たったひとりのバレー部

山口健人くん(中2)
山口健人くん(中2)
山口健人くん(以下、ケントくん)は、2011年4月に大淀中学校から田野中学校へ転校をし、バレー部に入部しました。

それまでは、1学年(現、3年生)しかいなかった男子バレー部。

田野中は、小学校のスポーツ少年団から持ち上がりでやっている部活動が多く、バレー部もそのうちのひとつ。しかし現在の中学3年生が小学6年生のときに、スポ少の男子バレー部がなくなってしまったそう。
それ以来、田野中バレー部へ入部する生徒が途絶えてしまい・・・そうになったところ、救世主ケントくんが入部してきました!

3年生が卒業すると、“部員1名”になるのは承知の上。しかしバレーをしたいというケントくんの気持ちは、チームメイトの人数には関係ありませんでした。

3年生の愛情たっぷり!の練習

しかし、いくらやる気があっても、バレーボールはチームワークを必要するスポーツ。1人だけでは試合はもちろんのこと、練習をするにも限界があります。

そんなケントくんをほっとけない!と言わんばかりに、練習には引退をしたはずの3年生の姿が。遊びたい年ごろのはずなのに、進学が決まった3年生はケントくんと一緒に練習をしていました。
練習の中心は、3年生と比べるとひとまわり体格の小さめなケントくん。しかしケントくんの練習なので、監督から集中攻撃はあたりまえ。それでも必死にボールに食らいつき、3年生もそれに応えていました。

そんな姿に、3年生の愛情を感じずにはいられなかったnahomax。引退しても後輩を思いやる気持ちが、九州No.1に輝いた理由のひとつなんだろなーと思いました。