RYOKOの明るいニュース
宮崎で生まれたアートをお土産に「Sunny be good」世界へ発信!
2018年8月、株式会社アビックスは、アートプロダクトブランド『Sunny be good(サニー・ビー・グッド』を立ち上げ、第一弾のプロジェクトとして、宮崎県日向市の障がい者支援施設「白浜学園」のハンディキャップアーティストと、宮崎のグラフィックデザイナーとのコラボ作品の販売を開始。今回の明るいニュースは、宮崎のアートシーンを明るく照らす『Sunny be good(サニー・ビー・グッド』プロジェクトが始まったきっかけや今後の展望についてお話を伺いました。
プロジェクトを指揮する谷口大輔さんにお話を伺いました
Sunny be goodプロジェクト開始のきっかけ
障がい者の作品と考えず普段使いできる作品達
昨年行われたJAGDA(公益社団法人日本グラフィックデザイナー協会)宮崎主催のアートイベント「みやざきアートピクニック」のトートバッグ制作からこのプロジェクトは広がっていきました。イベントの内容は、宮崎県内のデザイナーがハンディキャップのある方をバックアップしながら、障がいを持つ方々が描く絵画の素晴らしさを多くの人へ紹介するもの。イベントに関わっていく中で私自身も、作品それぞれに強烈な個性があり、線の力強さやトリッキーとも言える斬新な色使いのデザインにすっかり惚れ込んだことがきっかけでした。
そして、一つ一つのアートが作られていく背景を知るとさらに愛着が湧き、これを商品化し、多くの方々の目に触れることで、社会貢献にも繋がるのではないかと思い、日向市の障がい者支援施設「白浜学園」の小林園長と宮崎県内のデザイナーの方々に意向を伝えたところ快諾いただきました。
宮崎のアートシーン活性化の力になりたい
Sunny be goodのきっかけを作った谷口大輔さん
現在、宮崎県内にも障がい者とアートを結びつける活動をされている事業所は多々ありますが、私たちは、その中でも得意とするファッションのジャンルでプロダクトを展開していきたいと思っています。
障がい者の作品だからという特別なものとして捉えるのではなく、「このデザインかっこいい」、「このイラストかわいい」と普段使いの物として自然と手に取りやすい形にすることで、より幅広い層へアプローチができるはずです。そして、アーティストと作り手、双方にとって有益な活動にしていきたいと考えています。
今回はプロジェクトを皮切りに、障がいの有無に関わらず宮崎県内の様々なアーティストやデザイナーにお声かけをしながら、宮崎のアートシーンの活性化に貢献できればと思います。
第一弾は、 白浜学園ハンディキャップアーティスト×宮崎のデザイナー
Tシャツは3タイプ、トートバックは8タイプを販売中
コラボレーション作品は、日向市小倉ヶ浜の豊かな自然環境の中にある障がい者支援施設「社会福祉法人 浩和会 白浜学園」で月2回ほど行われている絵画教室で描いた原画を元に、宮崎県で活躍するデザイナーが一工夫を加えたグッズです。
Tシャツ 販売価格2,900円(税別)男女兼用S、M、L
トートバッグ 販売価格2,500円(税別)フリーサイズ
※売上の10%を白浜学園へ寄付いたします
販売は、下記の店舗で販売中。お土産やプレゼントギフト、普段使いでも使いやすいTシャツとトートバッグ。見かけたらぜひ購入をしてみてはいかがでしょうか?
販売店一覧
・宮崎空港ビル(1階オアシス広場「サンシャインマーケット2018」)8月31日まで
・ボンベルタ橘(西館1階「15SHOP MARKET」)9月2日まで
・インテリアショップCANNA
・宮崎県立美術館ミュージアムショップ「プラスノート」
・エンクロスのべおか(延岡駅)蔦屋書店
・大分県美術館OPAM ミュージアムショップ
インテリアショップCANNA
宮崎空港ビル 1階オアシス広場
エンクロスのべおか蔦屋書店
大分県美術館OPAM
宮崎県立美術館ミュージアムショップ
ボンベルタ橘 西館1階「15SHOP MARKET」
お問い合わせ
編集後記
編集担当お気に入りのデザインはこれ!
(ゴーサニゴーゴー♪と踊りながら)
宮崎に美術館や博物館、ギャラリーなどはたくさんありますが、特別なことがなければ足を運ぶことはあまりないのでは?と思います。私自身も過去に(一瞬ですが)アートで食べて行こうと考えていた時期もあり、Sunny be goodプロジェクトによって、宮崎のアートがわたしたちの暮らしに寄り添う身近な存在になって広がって行くと面白いだろうなとお話を伺って感じました。
谷口さんにプロジェクト名である「Sunny be good」の意味を伺ったところ、チャック・ベリーの楽曲「ジョニービーグッド」に宮崎らしい太陽の意味を持つSunnyをかけたものというなんとも軽快なネーミングだったことが判明。テーマ曲は「ゴーサニゴーゴー」と連呼する感じでもう決定ですね。(笑)
まだまだ、宮崎には紹介したいアートがたくさんあります。谷口さんの考えるアートシーンの活性化が実現することが楽しみです。
Sunny be goodのTシャツ、トートバックをプレゼント