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宮崎のまちづくり応援企画

身近な海の魅力を知る! 地域で取り組むマリンスポーツ事業

青島地域まちづくり推進委員会

現在「まいぷれ宮崎」では、市内各地区19の『地域まちづくり推進委員会』と提携を組み、各地区のまちづくりに関する情報を日々発信しています。あなたの住むまちの「地域まちづくり推進委員会」は、どのような活動をしているのでしょうか?

そこで、今回の明るいニュースは、アサヒビール様のご協力のもと、「宮崎のまちづくり応援企画」として「地域まちづくり推進委員会」の活動をピックアップ!
自分たちが暮らす街に愛着を持ち、少しでも我が町を安心して暮らせる街にしたい! 絆が深まる街にしたい! 地域の宝、地域の力で活力あふれる街にしたい! そんな気持ちでまちづくりに取り組む人たちにフォーカスを当てて、皆さんにご紹介していきます。

ぜひぜひ、チェックしてみてくださいね♪

青島地域まちづくり推進委員会について

宮崎市の南端に位置し、青島地区、内海地区の2つの地区から構成されている『青島地域まちづくり推進委員会』。
きれいな海、きれいな空、人情あふれる青島に、子供から大人まで、「ずっと住みたくなるまち」を目標にして、地域環境整備部会、地域福祉部会、地域文化・スポーツ部会の3部会で、さまざまな自主的な活動を行っています。
その中で今回は、青島の自然を利用したマリンスポーツ体験をきっかけにして地域の魅力を知り、それを次世代に伝えていく、スポーツ部会の「マリンスポーツ体験事業」についてと、それに携わる方々にお話を伺ってきました。

マリンスポーツ体験事業の内容は?

マリンスポーツ体験の様子
マリンスポーツ体験の様子
サーフィン体験。事故のないようしっかりとレクチャー
サーフィン体験。事故のないようしっかりとレクチャー
マリンスポーツ体験事業がはじまって今年で4年目。今までの内容は、小・中学生を対象にして参加者を募集し、レスキューを学んだり、水上スキーの体験やパドルボート体験、サーフィン、ボディボードを体験するというもの。昨年はじめて開催されたサーフィンの体験は、青島小、内海小の小学生約30名が参加し、それに合わせて親御さんや、地元で活動をするサーファーがボランティアで集まり、子どもたちにマンツーマンで指導を行ったそうです。
地元の子どもたちに海で遊んでもらいながら、海や自然からたくさんの学びと気づきを持ってもらいたい! という目的どおり、体験を終えた子どもたちからは、「サーフィンって面白い!」「来年もやりたい!」というような声もあがって、体験企画は大成功。青島の特色のつまった人気の事業の一つとなっています。
実際に波に乗る楽しさを体感!
実際に波に乗る楽しさを体感!

青島を盛り上げる若い力

青島トゥクトゥクトローリー <br>杉田圭司さん
青島トゥクトゥクトローリー 
杉田圭司さん
事業を行うにはマンパワーが必要です。体験事業の他にも、地元のおまつりなどでは、青島を盛り上げる為にと、毎回、ボランティアの方々がたくさん集まるそうです。
昨年、サーフィン体験のとりまとめを行った杉田さんは、すっかり青島名物となった青島トゥクトゥクトローリーのスタッフでもあります。
まちづくりに関わるきっかけや、地元の目からみた青島地域についてをお話いただきました。

――杉田さんがまちづくりのイベントに関わるきっかけは何だったんですか?

昔から青島の海が大好きで、中学生になった頃にはサーフィンに興味をもってはじめていました。サーフィンで海外遠征もいきましたし、大会にも出場しています。外を知った中で、やはり青島の良さというものをどんどんPRしていきたいと思うようになり、ちょうどいいタイミングで青島地域まちづくり推進委員会の方から「地元の子どもたちにサーフィンを教えてくれないか?」というお話をいただき、関わることになりました。

――ボランティアがすぐに集まったそうですが、地元の方の結束力がすごいですね
元々地元に住んでいる方々にあわせて、県内外から移住された方々も多い地域ですが、共通して「海が好き!」という気持ちがあるので何かを行う際には、すぐに皆さんが集合してくれます。

サーフィン目的で住んでいる人たちも多く、同じ海で同じ波に乗っているからなのか? サーファー同士の横のつながりや仲間意識は強いですね。協力体制はばっちりでした。

――以前にくらべて青島はどのように変化していますか?

一時は観光衰退かということもありましたが、ここ4、5年で新しいお店も増えましたね。青島の街をトゥクトゥクで走っていると、「街が生き生きしている」というようなお声掛けもあったり、小さなことかもしれませんが、街自体は明るくなっていると実感があるんです。私たちの手でまだまだやれることはたくさんあるでしょうし、もっともっと、活気のある街にしていきたいですね。

青島の未来像、今後の目標

(右)青島地域まちづくり推進委員会 地域文化スポーツ部会 部会長 椎さん<br>(左)宮崎市地域振興部青島地域センター<br>センター補佐 熊野さん
(右)青島地域まちづくり推進委員会 地域文化スポーツ部会 部会長 椎さん
(左)宮崎市地域振興部青島地域センター
センター補佐 熊野さん
今後の青島の地域の未来像はどんなものイメージしているのでしょうか?
青島地域まちづくり推進委員会 地域文化スポーツ部会部会長椎芳弘さんにお話を伺いました。

青島はご存じのように、美しい景観と環境に恵まれている地域です。そんな地域の宝を生かした、観光事業などにももちろん力を入れて取り組んでいますが、やはり、青島の良さを知って、そこに住んでもらうことが重要です。

マリンレジャーは夏が主体ですが、温暖な宮崎では、冬場でも海で遊べます。通年できる事業なども今後考えていくべきだと思っているところです。

そして、今後の青島を担う子どもたちには、青島の魅力を知ってもらい、美しい自然を絶やさずに次世代へ継承をしていってほしいと願っています。

近くには、「ANA ホリデイ ・ イン リゾート 宮崎」内に青島サーフィンセンターもあったり、さまざまなお店でマリンスポーツを体験でき、気軽にマリンレジャーを楽しむことができます。海の美しさに惹かれ、移住者もたくさんいるそうですが、まだまだ青島の魅力を多方面に発信していきたいという意気込みがたくさん聞こえてきます。

かつての盛り上がりと活気を取り戻すべく、奮闘している皆さん。
今年の夏も、サーフィン体験事業を行うそうです。
行政と、地域の人たちが力をあわせた今後の取り組みにも注目です!!
最後に! 皆さんで、
合い言葉は、「青島が好き!」

「宮崎に暮らし、地域を愛する」方々を応援します!!

アサヒビール株式会社は、地域まちづくり推進委員会の活動を応援します!
http://www.asahibeer.co.jp/

取材後記

マリンスポーツを体験できるなんて、うらやましい~と思ったのはわたしだけでしょうか? いや、わたしだけではないはず。笑 少し足を伸ばせば、すぐに自然が目の前にある青島ですが、観光産業や漁業など、常に自然環境に直結した産業がメインだからこその悩みもありました。
各地域の取材をしていく中で、やはり、地域の魅力を次世代へどうつなげるか?という課題がどこからも聞こえてきました。 私たちができることは、地域の声を取材を通して、広げていくことです。 少なからず地域を盛り上げるためにお役にたてればいいなと思います。

お問い合わせ

宮崎のまちづくり応援企画へのご意見・ご感想や取材してほしい、地域まちづくりの取り組みがありましたらご連絡ください。