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JOY FM × まいぷれ宮崎

人気DJの今がわかる! Vol.9 加藤亮作

FM宮崎の番組枠から飛び出してパーソナリティの人物像に迫ります!

2019/10/10

宮崎に元気な声をお届けしている「JOY FM」さんと宮崎の皆さまに様々な情報を発信する「まいぷれ宮崎」のコラボ企画。今回は毎週月金曜16:00~16:53放送「夕mix音の旅、月~木曜17:1519:55放送「耳が恋した」木曜日担当、音のバックパッカーこと『加藤亮作(かとうりょうさく)』さんにお話を伺いました!

加藤亮作のルーツをたどる

――加藤さん本日はよろしくお願いします!

加藤亮作さん(以下:加藤):NG無しなんで、なんなりと聞いてください。

――ではまず、加藤さんのDJになる前、生い立ちを教えてください!

加藤:生い立ち……、なんなら今、日本人かどうかも疑われています?

――ちょっと(顔が)濃いですね(笑)

加藤:ちょっとじゃないと思うけどなぁ。やっぱ濃いっちゃな(笑)
加藤亮作さん
加藤亮作さん
――先ほど耳恋を見学させていただいたのですが、やっぱり昔から陽気な明るいキャラクターだったのですか?

加藤:そうですね。人前が好きというか、幼い頃からとにかく気を引くことが好きでしたね。その当時に流行っていたものを真似て、お母さんに「見て!!」っていうような子でした。でも、幼い頃のは“おふざけ“であって、それとは違う“笑い”というものを好きになった決定的な出来事があったんです。

――決定的な出来事?

加藤:はい。その出来事までは、ずっとスポーツバカだったんですよ。スポーツをできる人がかっこいいって思っていて。それが中学校3年生の頃だったかな。その年の運動会でリーダーに選ばれて、リーダーだけの合宿があったんですね。それで、夕飯とか済ませた後のミーティングの時に、二人の友人が前に出て漫才を始めたんです。
幼少期の加藤さん
幼少期の加藤さん
”スポーツバカ”だったという中学生時代
”スポーツバカ”だったという中学生時代
――前ぶりもなく急に?

加藤:もう急に! ずっと遊んでいたのに漫才をする素振りを一切見せずに始めて。
今思えば、プロの漫才をコピーしていただけなんだけど、僕はコピーする前のオリジナルを知らなかったので「本当にこいつら漫才できるっちゃ!」って、衝撃を受けましたね。それが “スポーツができるやつより、おもろいやつがかっこいい”と覆された瞬間でした。その時から人を笑わせたいと思うようになりましたね。

高校ではメディアのオファーを受ける人気っぷり!

(加藤さん:左)<br>当時の相方さんと文化祭の様子
(加藤さん:左)
当時の相方さんと文化祭の様子
――高校生になっても笑わせたいと言う気持ちは変わらず?

加藤:はい。僕は宮崎北高校に入学したのですが、北高って進学校なので朝の課外から夕方まで、みっちり勉強だったんですね。なーんか面白くねーなって思っていた時に、当時気になっていた女の子がいて、どうにかその子の気を引けないかと考えついたのが漫才でした。みんながお昼ご飯を食べている時に教室に入って漫才を始めるようになったんです。

そしたらそれが結構評判にもなって、先生からも「文化祭でも漫才やれよ」言ってもらえたり、学校会の行事で呼ばれたり。雑誌やラジオ局からの出演オファーを受けるほどでした。高校3年生の時なんか、進学校なのにあんたたちはお笑いでしょ?」って先生が進路相談をしてくれなくて。
――先生も公認なんですね(笑)

加藤:漫才で出演があるときは公欠がもらえましたもん(笑)。あとは、オープンスクールで漫才をしてくれと頼まれたこともありました。笑いを交えて講評して欲しいと。結果、その年の宮崎市内の進学校の中で、一番志願者が多かったそうです。理由を聞いたらオープンスクールが面白かったと言ってくれたらしくて。そのときに来てくれた子が今、お笑い芸人になっているみたいです。俺は全然関係ないと思いますけど(笑)。

――いやいや、もしかしたらきっかけになったと思いますよ!

加藤:いやぁ~、そうだったら嬉しいんですけどね。それはおこがましいことです(笑)。
少し照れ臭そうに昔の話をしていました
少し照れ臭そうに昔の話をしていました
――このままお笑いの道へ行かなかった理由はなんですか?

加藤:高校2年生の途中で、僕がサッカー部、相方がバスケ部のキャプテンになりまして。お互い真剣に部活もしたい、チームを強くしたいと思うようになるうちに、お笑いという道を考えなくなっていたんです。そのまま卒業して、僕は鹿児島の教育学部がある大学に進学しました。体育の教員免許を取ろうと思って。

――またお笑いとは全くの別ジャンルですね。

加藤:昔からスポーツが好きなので、体育教師になると毎日体育ができると思って。単純にバカの発想です(笑)。

――教師になりたいのでは無く?(笑)

加藤:なりたいのでは無く(笑)。当時はとにかく働くことが嫌だったんですよね。だから大学行くなら体育科でって。ただ僕、スポーツの他に音楽もずっと大好きで、大学に入ったら音楽をやろうって思っていたんです。でも、教員免許を目指すなら部活に入らなくちゃいけなくて。音楽を我慢して1年間は本気で部活をしていたんですけど「あー、やっぱもうだめ、遊びたい!!」って思って。それで20歳の時にレゲエDJをはじめました。その活動が今の夕mixに繋がっていると思います。

自分の”やりたい”を真剣に見つめる青年期

加藤:大学を卒業したら、海外に行こうと思っていたんですよ。それで東南アジアに3ヶ月くらい一人旅に出たことがあって。東南アジアで過ごすうちに、ゆるい生活に憧れて永住するつもりでした。

――日本に戻ってきた理由というのは?

加藤:ある日、現地の人から「お前は日本人として生まれたんだから、日本らしい夢を追っかけたら?叶えたい夢があるんじゃないか?」って言われて、真剣に日本で働いてみようと思ったんです。それで、日本に帰ってどんな仕事をしようと考えたら、テレビとかラジオとか、そんな業界が好きだなーって思って、映像やラジオの裏方の仕事に就きました。それと同時期にジャンベも始めて、地元の友達と『POCOPOCOBAND(ポコポコバンド)』というバンドを結成したんです。
POCOPOCOBAND(ポコポコバンド)<br>左から、Ryosaku(リョウサク)/ Ching(チン)/ TEN(テン)/ Bamboo(バンブー)/ RYO(リョウ)/ Icha(イチャ)
POCOPOCOBAND(ポコポコバンド)
左から、Ryosaku(リョウサク)/ Ching(チン)/ TEN(テン)/ Bamboo(バンブー)/ RYO(リョウ)/ Icha(イチャ)
野外ライブ中の加藤さん
野外ライブ中の加藤さん
――なんだか可愛い響きですね(笑)。“POCOPOCO”はジャンベの音からですか?

加藤:はい。あとは普通にバンドをつけて。実質6年くらい活動していましたね。
おかげさまで宮崎の賞レースで賞を獲ったり、海外でライブを開催したりしていました。CDも自主制作ですが1枚出しているんですよ。Youtubeにもあがっているのでぜひ見てください。

まるでカメレオンDJ!? 夕mixと耳恋のギャップ

――耳恋と夕mix全然喋り方が違う印象がありますが、何か話し方のこだわりとかあったりしますか?

加藤:夕mixDJさんがメインな番組なので、僕はあくまでもナビゲーターとして届けています。日常の中に溶け込むように、邪魔にならないようにしていますね。実は、DJの皆さんも自分が好きな音楽だけではなく、ラジオ向けに選曲してくれているんですよ。
音楽って日常で大切なものじゃないですか? なので僕は、”DJ=空間デザイナー”だと思っているし、それを皆さんに伝えていきたいですね。

――だからしっとり、淡々とした話し方なんですね。

加藤:本当は長いスパンをかけて、少しずつ僕の味を出していきたいんですけどね(笑)

――ちょっとずつ自分に染めていって?(笑)

加藤:染めていって(笑)。あくまでもDJさんがメインっていうのは崩さずに。
3年半やって全然うまくならないんですけどね。毎日訓練です。

――その分耳恋は自由にしているイメージですね。

加藤:耳恋で出ているんでしょうね~。
夕mixとどっちが本当の自分? ってよく聞かれるんですけど……(笑)
(ディレクターさんに)どっちが自分?

ディレクター:どっちが自分……難しいですね~。夕mixさんの方には申し訳ないけど、耳恋の方が“自分”だよね。

加藤:らしいです(笑)。言えば、耳恋は自分がどうみられたいかって気持ちで喋っていますね。SHIROさんがやってきた耳恋だからこそ、俺はここで喋りたいって思ったんだろうし。これがしたかったって感じです。

――今年から3時間になって、だいぶ喋るようになったと思いますが……
 
加藤:(食い気味に)全っ然足りない! まだ喋りたいもん。
 
――珍しいですよね3時間放送って。いずれは4時間になったりしますかね。
 
加藤:それはSHIROさんが大変やわ() 。ほぼ毎日だから。3時間ひたすら自分たちで話すと言うより、リスナーさんからのメッセージがあって、助かっているところもあります。毎回リスナーさん投稿を見るたびに「笑いのレベルがたけーなー」って、みんなで言っていますよ。
コーナーの小物もしっかり作ってありました
コーナーの小物もしっかり作ってありました
収録後の生配信 耳恋反省会の様子
収録後の生配信 耳恋反省会の様子

最後にバシッとリスナーさんに一言!

――ちなみにまいぷれ宮崎を見たことはありますか?

加藤:もちろんありますよ。
ま・い・ぷ・れ・み・や・ざ・き~♪

――あはは、やっぱり耳に残るんですね。

加藤:最後が特徴的ですからね。まいぷれさんはよく見ます! まず出かけるとき、イベントとか飯とか!

――ありがとうございます。やっぱりその二つはよく見ていただけるんですよ。

加藤:まいぷれって宮崎だけのサイトですか?

――いえ、全国各地域にありますよ。宮崎市のエリアを私たちオレンジゲートで運営しているんです。他にも西都市の『さいとdeないと』、県北エリアの『まいぷれ延岡・門川・西臼杵』を運営しています。

加藤:へー! 手広くやっているんですね。
(スマホでまいぷれの赤間さんの記事を見ながら)僕もこんな風に出るんだ。なんか恥ずかしいなぁ(笑)

――TOPにどーんと載せますので、楽しみにしてください! 最後にリスナーさんに一言お願いします。

加藤:番組に届くメールや、いつも聞いてますという声が、本当に毎日の励みになっています。いつもお声かけいただいた時には「どんな状況で聞いていますか?」って質問をしますが、家事の合間とか運転中とか、日頃の生活に僕たちが入っているんだって知るだけで興奮します。僕の言葉が役に立つことはほとんどないと思いますが、ちょっとでも楽しんでもらえたらなぁ、という気持ちでやっています。これからもぜひ聞いてください!

プレゼント情報

加藤亮作さんへの応援メッセージ募集中!
メッセージをお送りいただいた方の中から抽選で1名様
加藤さんの
サイン入り色紙をプレゼント!

さらに今回は番組に採用されないと入手できない、超レア
耳恋ステッカー
3種類(ブラックシルバーゴールドもセット!!

※応募は締め切りました
たくさんの応援メッセージをありがとうございました。
当選者の発表は発送をもってかえさせていただきます。

最近写真を撮られると緊張するそうです(笑)
最近写真を撮られると緊張するそうです(笑)
編集後記:昔から元気な子だったと言うので、耳恋のようにガンガントークを繰り出すと思いきや、細かく丁寧に取材をリードしてくれました。取材後には手を替え品を替え、プレゼント用の色紙を書いていた加藤さん。耳恋ステッカーを貼ってみようという事になったけど、表に貼るスペースがない……。私が「裏側に貼ってみたらどうですか?」と言うと「そしたら裏が飾られますもん!」と謙遜(?)されていました(笑)。最終的にはステッカー3枚を一緒に付けますと言ってくださって、気前のいい兄(あん)ちゃん気質な方でした。

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